現代日本のマンション事情

今後は空き室率が高くなりマンションが売れなくなる?!その理由は?


日本は、これからますますマンションが売れなくなっていくだろうといわれています。その理由をみてみましょう。


人口が減るから


これは当然ですね。住む人の数が減れば、家や部屋は、どうしても余ってしまいます。一定数、供給されていても需要が無くなっちゃうわけです。


2015年4月1日の段階で日本の総人口が、1億2693万9千人。この先の予測では、
2020年、1億2410万
2025年、1億2066万
2030年、1億1662万
2035年、1億1212万
2040年、1億729万
2045年、1億221万
2050年、9709万
2055年、9193万
2060年、8674万

という具合です。どんどん減っていきますね。マンション、不動産を資産として、子供に残してあげても、重荷になるような時代がくるのかもしれません。やはり、現金とか金なんでしょうか。


※余談
人口が減るだけならまだいいんですが、今のままいくと人口の年齢比率もおかしなことになります。なんと予想では、2.5人に1人が65歳以上という時代がくるとのこと。町を歩けば、半分近くが、おじいちゃん、おばあちゃん。お年寄りの国です。ほんと、なんとかしなければいけませんね。


一人暮らし率が高いから


平成22年国勢調査では、一人暮らしの世帯、単身世帯は、1678万5千世帯。3世帯に1世帯が1人暮らしという結果が出ています。


未婚率、また離婚率が高くなっているからでしょう。


一人暮らしの方で、マンションを購入する人は少ないです。ほとんど賃貸物件に住んでいます。マンションや家を手に入れるのは、家族を持ってからということなんでしょう。


一人暮らし率が高くなると、需要が減るのでマンションが売れにくくなるわけです。売却でなく、賃貸に切り替えた方がいいのかもしれません。


住宅ローンが組めない人が増えているから


マンション、家が欲しくても住宅ローンが組めないという人も増えています。派遣労働、非正規社員、雇用が安定していないことで、ローンの審査が通らないわけです。

こっちは、売りたいし、向こうも買いたくてもどうにもならない。ジレンマですね。


価値観が変化しつつあるから


一国一城の主...、少し前、自分の家を持つことは、ステータスでしたが、価値観は、時代とともに変わります。


今の若い世代は、物欲がそれほど強くない世代。住宅ローンに一生しばられるより、身軽な賃貸物件で生活するということに価値を持つ人が増えています。

そうですね、ローンもなく、固定資産税を払う必要もなく、飽きたら、自由に引っ越せる。考え方によっては、こちらの方が、幸せかもしれません。


過剰に新築しているから


需要が減っているなら、当然供給を減らさねばならないわけですが、こちらは、増えているようです。新築賃貸物件ですが、国土交通省の発表では、15.3%増の37万戸!供給が増えるわけですから当然マンションも売れにくくなります。


1つ疑問なのは、ニーズが減るのが分かっていてなぜ、新しくつくるのか。


それは、相続税の節税対策のためです。人に貸すことで、相続税の課税対象の評価額が大きく下がる。不動産投資物件として買う人が増えているので、もう必要もないものを新築しているんですね。


不動産投資に失敗すれば、結果損になってしまうかもしれないのに、業者の口車にのせられてしまうんでしょうかね。ムダな悪循環。税金が高いのが問題でしょうか。


新築マンションの値段が下がっているから


中古マンションと新築マンション。どちらに住みたいときかれたら、ほぼ、100パーセントの人が、新築マンションと答えるでしょう。


しかし、新築マンションは高い。予算のことを考えて、中古マンションで我慢する。何か、他のものを買う時も同じですね。新品は高いから、中古で我慢。


ただ、新品の値段が下がり、中古の価格に近づくとどうでしょう。じゃあ、ちょっとお金を足して新品でということになります。


今のマンションも同じことがおこっています。


たとえば、首都圏の新築分譲マンション。2008年の段階で、新築分譲マンションの契約率は、53.3パーセント。半分が売れていないという状況。

売れない以上値段を下げるしかなく、中古マンションの価格に近づいてしまいます。


最後に、賃貸物件の空き室率もちょっとみてみましょう。賃貸は、安泰なのか?


日本全国でみると空き室率は、18.9%!5件に1件は、空き室。同じように供給過多なんですね。

5件に1件、誰も住んでいない住居があるって、すごく資源のムダな気がします。


その中で、東京23区の空室率は11.89%。やはり、都会、需要があるように思えますが、場所によって違います。千代田区、目黒区、中央区なんかは、賃貸住宅空室率が高いです。


・千代田区が、36.5%
・目黒区が、28.2%
・中央区が、27.7%が空き室という状態です。


全体の3分の1くらいが空き室!東京でもこんな状態なんですね。家やマンションを建てるのにかなりのお金も労力もかかってるはずなのに、利用されてない。すごくもったいないですね。


日本の不動産全体が、もうピークを過ぎ、下り坂にさしかかっているようです。


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